スマホのUSBコネクタが壊れたので自分で修理した
私のスマホのUSB C-Typeのコネクタがまた、壊れた。
買って半年で1回目、その後1年ほどたって今回で2回目。
オスコネクタを差したときの、充電の反応がなんか鈍いなあ、と思っていると、あっという間にウンともスンとも言わなくなった。
(もともと何も言わなかったけれど)
USBコネクタのその実用レベルには程遠い脆弱性については、さんざん文句を言ったが、もはや文句を言うのも疲れた。
負けましたよ。
完敗です。
ということで、今回はおとなしく修理することにする。(文句を言っても誰も聞いてやくれないし。)
前回は、買って半年だったので、メーカー修理の適用範囲であったが、もはや1年以上経過している。
従って自分で修理することにする。
といってもMicro USBの4本のはんだ付けですら私には難しいのに、20本のはんだ付けは人間には無理だ。
ということでUSBのついた基盤をとりかえられないか、と思いeBayをチェックしたところ、あったあった。
値段は$26.99。微妙だ。もう少し安くてもいいんじゃないか、って思ったが、
修理だすより安いだろ、きっと、ということでポチ。
1週間ほどでやってきたパーツ。
ダンボールの切れ端に挟まってやってきた。
またしてもピンボケだ。
修理にとりかかる。
本体の裏蓋を開け、さらに内蓋のネジをすべて外し、内蓋を取り外すと基盤が現れた。
この古い基盤をはがして新しい基盤を取り付ければいい。
まずは基盤についているコネクタ類をすべて取り外す。
次に基盤を取り外す。
基盤は両面テープでデジタイザーに張り付けてある。
こいつをドキドキしながらゆっくり剥がしていく。
ゆっくりやれば問題ない。
そしてもう一つ。この基盤にはマイクがはんだづけしてあるが、購入したポートにはマイクがついていない。
従って、古いポートからマイクのプラスマイナスの二本のコードの先のはんだを溶かして取り外し、新しいポートにはんだで付け替えなければならない。
しかし、はんだづけの箇所は比較的大きく、老眼が始まっている私でもとても容易な作業であった。
後は、基盤をとりつければよいだけだ。
本体には、まだ粘着剤が残っているので、そのまま新しい基盤を張り付けて、コネクタ類を接続して、内蓋のねじ止めして終わり。
15分くらいの作業であった。
というわけで今回は簡単に復活したのであった。
実は、修理自体は3ヶ月ほど前に行ったものだ。ブログ書くのがめんどくさくて、書かなかっただけだ。
今、eBayを見たら、この基盤の価格が59.99ドルプラス送料12ドルとなっている。
今は高性能の新品アンドロイドスマホが100ドルで買える時代だ。
修理に70ドルもかかるのなら、新しいスマホを買った方がましだ。
この修理方法は、eBayで安くパーツが見つかるかどうかにかかっている。
もちろん、C-Typeに限らない。Micro B Typeでも同様である。
eBayで部品さえ見つかれば簡単な作業だ。ぜひお試しあれ。(あくまでも自己責任でお願いします。)