修理、改造の部屋 (略して、、修造の部屋!)

ちょっとした修理や改造を自分でやってしまう。小さな部屋での子供じみた中年男の密やかな楽しみ。でも、かえってキズ口を広げたり、制作に失敗してガラクタがどんどん増えていくような気もしている今日この頃。

修理

アメリカで買ったアンドロイド端末を日本語化した。

2017/05/22

さて、今、私はとある事情で、アメリカに住んでいる。
前回ブログ更新後、ほどなくアメリカに引っ越したのだ。
こちらに来た事情についてはさておき、こちらは電気部品やら、規格やらがずいぶんと異なっている。
だが、最近ようやく少しなれてきた。これについても、別に書くけど、本題に入ろう。

日本で買ったFREETELのSIMフリースマホを落として画面を割ってしまって反応しなくなってしまった。買ったときは10800円だったなあ。これほんとに安いが安いなりである。決して、不満だったから雑に扱ったわけじゃないんだけど。
で、アメリカのアマゾンで買ったのがこれ。$150。買ったときのレートでは、16,000円ちょっとくらいかな。

BLU Vivo XL Smartphone - 5.5" 4G LTE - GSM Unlocked - Midnight Blue
81+KJd-A+yL__SL1500_

家に到着した実物を見て、ちょっとうれしくなった。

ちょっとちょっと、、これ、かっちょいいじゃん!

プラスチックの本体は、光沢があり、安っぽくない。色も高級感があり、ミッドナイトブルーなんていう気取ったカラー名に負けていない。本体は非常に薄いにも関わらず、ずっしりと重い、この重さが、逆に満足感をもたらしてくれる。5.5インチの画面は精細、精密、きれいで、大きく、とても見やすい。写真もきれいに撮れる。動きも軽い。

画面にはすでに保護シートが張られている、さらには、予備のシートまで、同梱してある。

すくなくとも、4年くらい前に7万円くらいで買ったソニーのSim縛りXperiaZ3なんかより、ずっといい。
T-MobileのSimカードもすぐに認識してくれた。

コネクタは、はじめて見るUSB C type。今までの、micro USBのコードは使えなくなったが、裏表のないのが何よりものメリットである。人間も裏表の無いやつの方が信頼されるし。(それにしても、なぜ人は、MicroUSBのコネクタを向きを確認してさそうとして、ちょっと入らないと、一回は裏返して入れようとして、やっぱり元に戻して入れおすのだろうか。)

さて、問題がひとつある。

アメリカで買ったAndroid端末は、当然、英語仕様である。スペイン語やフランス語、中国語、アラビアかなんかのわけのわからない文字を含めて、複数の言語がデフォルトで入っていて、設定で切り替えが可能となっている。しかし、その中に日本語はない。
がまんして英語のまま使うこともできるが、日本語対応にしないと、日本語で作られたアプリが使えないのである。
もちろん、このスマホ購入前に、英語のAndroid端末の日本語化についてはすでに調べていた。

詳細については、こちらに書いてある通りだ。いち、に、さん、で、ほ~らできたでしょ、てな感じでかいてあるけど、いや~、思ったより大変でしたね。

一言で言うと、MoreLocale2という、スマホの設定言語を各国語に変更できるアプリをインストールして日本語を選択すればいい、ということだが、これがそのままではできない。そのまま変更しようとするとPermission Denied というエラーメッセージが出る。スマホ本体がシステムファイルへのアクセスを制限しているらしいんである。
なんとこの制限を解除するために、別途ウインドウズパソコンを用意して、アンドロイドのアプリ開発環境を構築しなければならない。具体的には2つの無料ソフトをインストールするのだが、このソフトのダウンロードに延々2時間以上かかった。まんじりともしない2時間を油汗をかきながらじっと待つ。そして、ダウンロードが完了してインストールした後は実にあっけない。パソコンとスマホを繋いで、コマンドプロンプトを立ち上げて、「MoreLocalと言うソフトをパーミットしてね」って一行書き込んで、エンターを押すだけ。

あ、そうそう、その前に、スマホ本体もDebugモードに変更する必要があった。これも隠れ操作って、やつが必要で、いかにも隠れ操作って感じの操作をするんだが、一体全体誰だい、こんなの考えたのは?

大変だったが、私の場合、家族がさらに2台アメリカでスマホを買ったので、2時間かけて落とした開発環境が役に立ってはいるが、、。

というわけで、無事日本語化に成功し、日本では売ってないスマホを所有していることの満足感も手に入れることができたわけである。

しかし、このスマホにまつわるストーリーは続くのだ。それはまたいずれ。

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